小諸城とは
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はじめに
小諸市の歴史ある城で、財団法人日本城郭協会による「日本100名城」にも選定されています。
国の重要文化財に登録されている「大手門」と「三の門」や石垣などが当時の姿のまま現在も遺っており、 歴史を感じることができます。
地形が活かされている築城が大きな特徴の一つです。 千曲川と崖に面しており要害となっていて「天然の要塞」といわれる所以が分かります。 また、城下町より低地に城郭があるという珍しい立地であり、日本唯一の「穴城」と呼ばれています。 -
天守
かつては金箔瓦が使われた三層の天守が構えていたといわれます。
寛永3年(1626年)に落雷によって焼失しています。 その後再建されることもありませんでしたが、現在も野面石積みで築かれた石垣の天守台が遺っています。 -
大手門
仙石秀久が小諸城の正門として築いた建造物です。 慶長期から元和期(1596年~1623年)に建設されたと言われています。 国の重要文化遺産に指定されています。
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三の門
慶長期から元和期(1596年~1623年)に、仙石秀久によって築かれました。 寛保二年(1742年)に洪水によって流出してしまいましたが、明和2年(1765年)に再建されました。 現在は懐古園の玄関口となっています。 国の重要文化遺産に指定されています。